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<title>短冊通信</title>
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<description>AIDSを伝えるネットワーク TENCAI 事務局ブログ</description>
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<title>First Visit to Northampton/ノーサンプトン</title>
<description> グラフィック加工したNorthamptonのブティックのショーウインドウ。Northamptonは、全米の女子教育最高峰であるSmith Collegeを抱えているため、小さな町なのに恐ろしく文化度が高い。町中の小さなギャラリーで世界的に著名なアーティストの個展が開かれていたりして、かなり特殊で侮れない町だと、行くたびにいつも思う。CNNを鑑賞しながら暴力について考えている間も、私の心は「壊れてしまったかもしれないファイル」の事でいっ
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-27.fc2.com/t/a/n/tanzak/T070505.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-27.fc2.com/t/a/n/tanzak/T070505s.jpg" alt="Showwindow in Northampton" border="0"></a><br clear="all"><br /><i>グラフィック加工したNorthamptonのブティックのショーウインドウ。Northamptonは、全米の女子教育最高峰であるSmith Collegeを抱えているため、小さな町なのに恐ろしく文化度が高い。町中の小さなギャラリーで世界的に著名なアーティストの個展が開かれていたりして、かなり特殊で侮れない町だと、行くたびにいつも思う。</i><br /><br /><hr size="1"><br /><br />CNNを鑑賞しながら暴力について考えている間も、私の心は「壊れてしまったかもしれないファイル」の事でいっぱいだった。Robに「明日の予定はどうなっているのか」と聞かれたので、「プログラムを仕上げてしまわなければならないが、今日何度リスタートしてもファイルがうまく開けなかった。明日中に終らせられるか心配だ。」と答えたところ「そういう時は諦めずに再起動することだよ。君ならできる。」と呑気に答えられてしまった。Robは、コンピューターのこともグラフィックデザインの事も全くわからない。編集するのは好きだが、それが「どのような技術に基づいて行われているのか」という知識は全然ないし、「知ろう」という気持ちも持っていないことが、一緒に仕事をしているとよくわかる。別にわかってもらえなくても良いのだが、「何がしたいのか全くわからない（意図が見えない。英語力の問題ではない。）」ことがよくあり、たまに「こんなで他のスタッフとうまく仕事ができるんだろうか？」と真剣に不安に感じることがある。（Robの意図がよく見えない、とYokoに漏らしたら『そうなのよ！』と同意されたので、別に私一人が彼のマネジメントに不安を感じているわけではないと思う。）人間的にはすごく良いやつ（失礼。友だち。）なのだが。<br /><br />なのでRobに「大丈夫だよ」と言われても、一向に気持ちは晴れない。<br />翌日、早めに出勤してAllanのコンピューターを立ち上げてみたが、昨日と同じ不具合が起きる。・・・・とコンピューターの前で固まっていたら、Allanが出勤してきた。本当は木曜日は出勤日ではない（月ー水のパートタイマー）のだが、C&Cパーティの直前でやることがいろいろあったらしい。「どうしたんだ」と言われたので、昨日から発生している不具合について話をした。<br />「ファイルが壊れているかどうかは、別のパソコンでファイルを開いてみたらわかるんじゃないか？」<br /><br />確かにそうだ。追いつめられている時には、こういう「単純なアイディア」を案外思いつかなかったりする。私が「追いつめられた時にはやるべきことを明日にする」方針なのは、こういうことがあるからである。Allanの指摘に気を取り直し、試しにDavidのパソコンを借りてファイルを開いてみると、何と、ちゃんと開くではないか。ファイルは無事なんだ！やったー！！<br /><br />と思ったが、Davidのパソコンは最小限のフォントしか入っておらず、DTPを続けるのには無理がある。Robのパソコンを使うという手もあるが、フォントが多いとは言えセット（組み合わせ）が違っているので完全に同じ作業環境にはならない。どうしようか、とAllanに問うと、「そういう時にはね、ヒロコ、諦めずに何度も再起動することだよ。」。<br />・・・Robと同じことを言う。<br /><br />だいたい、MRCのスタッフはみんな「時間短縮のためにこのパソコン環境を何とかしよう」なんて考えていないんじゃないかと思う。私にとっては「時間の無駄」としか思えないような最悪のパソコン環境でもあまり苦情が出ない理由は、ケアプログラムのマネジメントを行なっているスタッフが多くて業務上それほど「最新のシステム」を必要としていないからだ。情報発信を仕事としている人はRobしかいないが、Robにとっての情報発信は、地方紙に社説を書いたり、Voice Maleやウェブサイトのコラムを書くことで、リアルタイムにWeb上で情報発信していくことの重要性については「口で言っているほど（インターネット環境と情報のことはいろいろ言ってる。MRCのウェブサイトも改善するべきじゃないか、と言いながら、内容はVoice Maleの独立ページを作ることだったりして、いまいちわかってないなあ、と思うことが多い。）」理解していないのだ。<br /><br />と思いながらも、Allanの言う通り、もう一度コンピューターを再起動させてみよう、と思って、すでに朝から4回以上再起動しているAllanのパソコンを立ち上げてみた。半ばやけっぱちだったのだが、二人（Allanと私）で画面を5分ほど見つめていると、何とファイルが開いたではないか！こんな原始的な方法で問題が解決するなんて！Macでページメーカーを使っていた時にはあり得なかった解決方法である。<br /><br />「私はいつもこうしていたんだよ。」とAllan。「何度でも諦めずに再起動しているうちに問題が解決するんだ。」<br /><br />何とコメントしていいのかわからなかったが、とにかくファイルが開いたので、すぐ別名でデスクトップに保存した。データをサーバから引っ張って来て加工しているのが不具合の元なのではと思い、すべての画像ファイルのコピーをデスクトップに作って編集を終らせた後、新しいフォルダに入れてサーバに放り込み（CDバーナーはメインサーバに直接つながってるので、サーバに入れないとCDにできない）、印刷所に入れるCDを焼いた。ファイルが重すぎてメール添付で印刷に出すことができなかったからである。<br /><br />「David、出来たよ！」とCDを渡すと、「お疲れさん（Great!）」。Davidは原稿（CD）をCollective Copiesに持っていき、私はRobとNorthamptonに出かけた。デモのためである。が、何と、車に乗り込んでから「今日の行進は延期になった。」天気が崩れそうなのと、準備が間に合わなかったのが主な理由らしい。それならそうと言ってくれればいいのに、と思ったが、Robはもともと今日の夕方Northamptonに用事があったので、私に町を見せてやろうと思って連れていってくれたらしい。Robの用事とは、2週間後に行われる予定の、Robが司祭を務める結婚式の打合せである。<br /><br />Hotel Northamptonという、Northamptonで最も由緒あるホテルのロビーで1時間ほどそのカップルと打ち合わせるから、その間町を見物してきなさい、と言われたので、町中をぶらついて見た。この町はSmith Collegeがあり、CGPのIさん（私が受けたNPO Fellowshipを担当していた人）は「アメリカの懐の深さを感じられる町」と評していたが、いろんなところで「文化度の高さ」を発見する。小物屋さんとか、ブティックの趣味は良いし、ギャラリーが多い。古書店の本の揃えも、極めてintelligentだ。Raven Used Bookという古書店に入ったら、「女性学」の専門コーナーが設けられていて、Carol GilliganのIn a different wayというジェンダー心理学の古典とも言える本を見つけ、購入した。その近くにあったギャラリーにふらっと入ったら、<a href="http://www.leonardnimoyphotography.com/" target="_blank">Leonard Nimoyという写真家</a>の「Maximum Beauty」という小さな写真展が開催されていた。<br /><br />知っている人は知っていると思うが、Leonard Nimoyとは、有名なアメリカのテレビドラマ<a href="http://www.startrek-dvd.jp/" target="_blank">Star Trek</a>（邦題：宇宙大作戦）でDr. Spockを演じていた俳優である。最初に入った時には「同姓同名の別人」と思ったのだが、著者紹介の欄にPortrait（写真）が載っていたので「同一人物なんだ」とわかった。彼のこの写真展の一連の作品群は「女性の美とは何か」という批判精神と、「女性の豊かさ」を上手に表現していて素晴らしかった。<br /><br />感心しながら鑑賞していると、子連れの客（母親と娘とその娘、と思われる3人連れ）が、「レナード・ニモイってこんな才能がある人だったのね。カーク船長の補佐をしているよりずっと有意義な仕事じゃないの。」と話しあう声が聞こえた。全くその通りだと思い、思わず「あなたもそう思う？私もそう思うわ！」と言ってしまった。Star trekは私が子どもの頃夢中になったアメリカのテレビドラマの一つ（私の田舎では土曜日の夕方放送されていた。小学生の頃の話である。Charlie's AngelsとStar trekが最高峰。）であり、スポック博士は私が一番好きな（はまった）キャラクターだった。バルカン（水星の内側にあると考えられていた架空の惑星）星人と言う設定で、「それは論理的ではありません（It's not logical）。」というのが彼の決めぜりふだ。人情の機微、みたいなものが理解しにくいのがバルカン星人の特徴という設定で、しかし時折ちらっと見せる人間的な表情（と人情に対する理解）が魅力的だった。Star Trekファンなら意味がわかってもらえると思う。<br /><br />私は「現実的で合理的」なのが好きなので、スポック博士のこのフレーズが好きで、こちらで仕事をしていても、受け狙いを兼ねてよく使っている。論理的な事を追求し、時に「冷たく」見えながら、本当に大切な「人情」みたいなものを理解している「Dr. Spock」は、私の理想なのである。私の発言に対してRobは、「You are always pragmatic(realistic).」「You always have logical thinking.」と返してくる。彼は人情家であり、冷たいところは全くないが、団体の代表者の性格として考えると、この「優しさ」は時に致命的だと思うことがある。が、そこが彼の良いところでもあり、私がここにお世話になれた一番の理由（たいして英語ができない日本人なんて、普通の団体なら邪魔っけなだけだ。）でもある。団体を率いていくって難しいなあ、と、彼の仕事を見ながらいつも思う。コミュニケーションの方法からプロジェクトビルディングまで、まるで「反面教師」のようだ。<br /><br />Robの打合せが終った頃Hotel Northamptonに行き、Robと合流してBueno y sanoというメキシコ料理の店に行った。Robの友人が経営する店で、Amherstにも支店があり、安くてボリュームがありおいしい。「ポルタベーラ」というマッシュルームのでかいやつ（でかい椎茸のようだが、独特の匂いがないキノコをイメージしてもらえると近い）が入ったブリトーがお気に入りだ。<br /><br />さて、仕事が終ったAdiも合流して3人で食事をしていると、Robの携帯が鳴った。しばらく話して電話を切った後、「Davidからだ。Collective Copiesに納めたプログラムのデザインデータの中で、11ページのデータが壊れていて開けないので、明日の午前中までに正しいデータを持ってきて欲しいと言っているそうだ。」。 ]]>
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<dc:subject>Working at the MRC/MRCにて</dc:subject>
<dc:date>2007-05-05T13:40:32+09:00</dc:date>
<dc:creator>The Wizard of TENCAI</dc:creator>
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